塀瓦屋根工事(富山県立山町S様邸:黒瓦:御所鬼:棟2段:素丸:フクロウ)
53判和瓦の黒瓦の塀には
施主様の用意された、石製の梟の置物を載せ仕上げました。
フクロウは「不苦労」や「福老」と呼ぶ事もあり、福を呼んでくれます。
梟の置物は事前に素丸瓦の形に合わせて削り、隙間なく収まるよう石の加工をしてもらい、
素丸瓦やノシ瓦の角をきっちり加工し、角を立たせてシャープに見えるよう施工しました。
それ以外にも、フクロウは知恵や芸術を司る神とも言われています。
可愛くもあり、施主様の思い籠った塀瓦屋根に仕上がりました。
施主様からの要望で、通常鬼瓦の設置する部分にはなるべく鬼瓦を使わず、フクロウを引き立たせるよう工夫しました。
フクロウ内部には鉄筋を入れ、ズレ落ちないように固定して仕上げます。
玄関側には鬼瓦を設置
鬼瓦には石川県中山製「6寸御所鬼瓦」を使用
中山鬼瓦さんの鬼瓦の造詣がとても良い形しています。
~ 施工仕様~
瓦:53判防災和瓦(三州製:富山ブラックの黒瓦)
棟:2段(素丸仕上げ)
鬼:6寸御所鬼瓦(石川県中山鬼瓦)
飾:フクロウ(石製)
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