富山市で瓦屋根の、古瓦おろし替え工事。
波状瓦という、今は製造しなくなってしまった瓦を
最新の防災瓦(赤瓦)で施工で仕上げました。
防災施工された屋根は、地震、大雪、台風等で、
簡単にズレたり壊れたりはしません。
〇 瓦屋根の外観
三州鶴弥の53A版防災和瓦を使用。
ツル型雪止め(輪型雪止め)
一般的なマタギ鬼瓦
富山県は黒瓦と並び、赤瓦も多い県、
こちらのお宅も元々は赤の波状瓦が載っていた為、
(株)鶴弥製のチョコレート色という赤瓦を使用しました。
こちらは施工中写真ですが、
立山連峰が望め、近くを北陸新幹線が通る
とても眺めの良い所でした。
棟部は三段のし積み
雪止め瓦は、ツル型雪止めという、
輪型の雪を止めやすい形の雪止め瓦を使用。
軒瓦、袖瓦、角瓦という、屋根の端に葺く瓦には
パッキン付きビスによる補強をし、
防災補強を施しました。
棟の内部には鉄筋を入れ、補強し、
施工全体を防災施工で仕上げました。
〇 施工仕様
平部 : 防災和瓦(三州(株)鶴弥製、チョコレート色瓦)
雪止め(ツル雪止め(輪型)、7枚抜き(富山入れ))
袖瓦 : パッキン付きビス釘による防災補強
軒瓦 : パッキン付きビス釘による防災補強
棟部 : マタギ鬼瓦、(三州製鬼瓦)
しっくい施工
棟内部には、縦鉄筋、横鉄筋入れ防災補強
(全日本瓦工事業連盟指定のガイドライン工法という
地震、強風、大雪等に強い防災施工で施工しています。)