地元立山町で瓦屋根の、瓦おろしかえ工事をしてきました。
(瓦のおろし替え工事は、古い49判瓦を最新の53判防災瓦に載せ替える工事。)
(最新の瓦を載せる事により、屋根の軽量化、防災化(一部)ができます。)
切妻屋根(一部、入母屋屋根)で
要所要所の各部には防災施工を施してあります。
最近は、これだけ立派な屋根も減ってきましたが、
以前の富山県内で良く見られた仕様。
伝統の意匠を、最新の材料と防災施工で仕上げてみました。
地震、大雪、台風等で、簡単にズレたり壊れたりはしません。
下の写真の瓦屋根仕様
三つ切り御所鬼瓦、台付けと
甍棟(下甍、棟唐草)
雪割り冠(雪割り瓦)
(恐竜の背ビレのように棟のてっぺんについている丸瓦の事)
(元々載っていた雪割り冠を元に小松製瓦さんに特注で作ってもらいました。)
下の写真の仕様
甍棟(下甍、棟唐草)
雪割り冠(雪割り瓦)。
元々載っていた雪割り冠を元に、小松製瓦さんに特注で作ってもらいました。
下の写真の仕様は
雪に強い小松製瓦(防災仕様)
雪止めは輪型で富山入れ。
甍棟(下甍、棟唐草)
雪割り冠(雪割り瓦)
最新の富山の黒瓦は(富山ブラック)、艶も良く
施工するとただ黒くはならず、空や色々な色を反射してくれる為、
多彩な色彩を見せてくれます。
下の写真の仕様
三つ切り御所鬼瓦、台付け(黒瓦、中山製)
下の写真の仕様
甍棟(下甍、棟唐草)
雪割り冠(雪割り瓦)。
元々載っていた雪割り冠を元に、小松製瓦さんに特注で作ってもらいました。
因みに施工前はこんな感じ
◎ 施工前(ビフォー) ◎
◎ 施工後(アフター) ◎
施工全体の仕様(ガイドライン工法という防災施工で施工しています。)
平部 防災和瓦(雪に強い小松製瓦、黒瓦)
袖、軒、角瓦にはパッキンビスによる防災補強
雪止め(輪型、雪止めの入れ方は富山入れ)
(富山によく見られる雪止めの入れ方ですが、
富山入れは勝手に名づけてみました。
各地域により雪止めの入れ方の特徴が異なります。)
棟部 三ッ切り御所鬼瓦、(台付け有り、中山製)
甍棟(下甍、棟唐草とも言います。)仕様
丸には雪割り冠(雪割り瓦)
棟内部には、縦鉄筋、横鉄筋入れ補強
富山県中新川郡立山町S様邸のおろしかえ瓦工事の施工手順
防災施工の内容については下記リンクよりどうぞ↓↓
◎ 立山町S様邸リフォーム瓦屋根工事。甍棟、雪割り冠の施工レポート ◎