築40年以上経った農家のお宅の瓦屋根おろし替え工事(立山町)。
施工後のドローン点検をしてきました。
〇 瓦屋根の仕様
雪に強い小松製瓦の53A版、防災和瓦。
(瓦のおろし替え工事は、古い49判瓦を最新の53判防災瓦に載せ替える工事。)
(最新の瓦を載せる事により、屋根の軽量化、防災化ができます。)
コブ形雪止め(駒形雪止め)
(富山、立山町の農家に見られる
「かいにょ(屋敷林)」のあるお宅で、
「スンバ(落ち葉)」が屋根に溜まりやすいので、
屋根にスンバが溜まりにくいように、
輪形の雪止めでなく、コブ形の雪止めを使用しました。
〇 御所鬼瓦(経の巻)
※御所鬼瓦の三本角は、
お経を書いた巻物を表しているといわれ、
三つの巻物で、家族や住宅を守る願いが
込められています。
鬼瓦の足には波が描かれ、火事から家を守り、
その上には雲が描かれ、台風から家を守る
願いが込められています。
小松製瓦の黒瓦は、
焼き物特有の貫入(かんにゅう)がほとんどなく、
何年経っても、艶が落ちません。
雪止め瓦は小松製瓦の
コブ止め雪止め(駒形)を使用。
雪止め瓦は小松製瓦の
コブ止め雪止め(駒形)を使用。
〇 施工仕様
平部 : 防災和瓦(小松製53A版、黒瓦、全数ステンレス釘止め)
雪止め(コブ形雪止め(駒形))、5枚抜き(富山入れ))
袖部 : パッキン付きビスによる防災補強
軒瓦 : パッキン付きビスによる防災補強
棟部 : 御所鬼瓦(経の巻)
しっくい施工
棟内部には、縦鉄筋、横鉄筋、防災補強
(全日本瓦工事業連盟指定のガイドライン工法という
地震、強風、大雪等に強い防災施工で施工しています。)
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