瓦とエコロジー(eco)に関する数字的なデータは、まだよく判ってないのが正直な所です。
今、僕の知っている範囲で言える事としては、
瓦と屋根下地の間には3cmから5㎝程の隙間が有り、屋根全体に瓦の下には空気の層が有ります。
それによって、太陽に熱された瓦の熱が屋根下地や天井裏へ伝わらない仕組みになっています。
ここら辺は、板金屋根、トタン屋根とは違うところですね。
この、瓦屋根の下地、屋根裏へ直接熱が伝わらない性質によって、
部屋の温度が涼しく保たれるようになっています。(防音性も高いのはそのためです。)
こうした事によって、エアコン、扇風機等、冷房器具の使用頻度がさがったり、
エアコンの温度設定を高めに設定しても、涼しく感じられるようになり、
結果、Co2の削減に寄与してるともいえると思います。
(赤外線反射率を高める塗装を施した瓦、瓦に苔を定着させ屋根を緑化する瓦も出てきています。)
ただ、この辺は数値的なデータがなく感覚的な答えになってしまうため
今後、もっと詳しいを調査してみます。