富山の一般住宅ではあまり凝った鬼瓦は見かけませんが、
お寺さんの屋根や、凝った鬼瓦を載せた瓦屋根たまに見かけたりします。
そこで、鬼瓦の載せ方、見方があるんですが、それを少し分かる範囲で
書いてみようと思います。
鬼瓦の配置には陰陽があり、雄、雌があります。
女は陰で、男は陽
陰陽は、原則として相対し、鬼面の表情等で分けてるようです。
口を開いた方が女、口をつぐんだ方が男。
口でわからない時は、角の大小、有無で判断し、面相で区別することがあります。
北=子
東北=丑寅()
東=卯
東南=辰巳(巽)
南=牛
西南=未申()
西=酉
西北=戌亥(乾)
対角線の方位は()
子より卯を経て牛までを午前と言い、陽とする
牛より酉を経て子までを午後と言い、陰とする
大棟の鬼瓦
棟が東西に通っている場合は
東は陽であるから鬼は雌を据え、
西は陰であるから鬼は雄を据える。
南北の棟は
南が陽で雌の鬼を据え
北は陰で雄の鬼を据える。
降り鬼、および隅鬼について
下り鬼および隅鬼は建物の正面を本位として陰陽を決める。
ゆえに、正面の方位いかんにより陰陽の位置が変わってくる。
正面でない方は陰陽を無視する事があるが、やむをえない事である。
それは四方とも同時に陰陽をあわせることは不可能なためである。
と、ここまで調べて保存したままになってたので、
とりあえず、UPします。
追記、変更等していきますが、
おかしな点等あれば、指摘していただけると助かります<(_ _)>
上記の写真、阿吽(あ・うん)、一の鬼があで、二の鬼がうん、
上の説明があってると、阿が女で、吽が男という事になりますが、
角を見てると、一の鬼が男で、二の鬼が女となりますね・・・
まだまだ勉強不足のようです。
もう少し調べてみようと思います。
◎ 鬼瓦写真集(釈永瓦工務店施工) 当社の施工した鬼瓦、寺、一般住宅でよく見られるタイプです。
◎ 鬼瓦写真集2(旅行先にて撮影) 旅先で見つけた変わった鬼瓦、大きな飾り鬼面鬼等
◎ Yakan's Photo Gallery 私の写真ブログ、鬼師鬼笑さんの作品、旅先の写真です。参考になればどうぞ