立山町N様邸 棟ノシ瓦積み替え瓦屋根工事の施工レポート
施工完了
2014.12.11
立山町N様邸にて 棟ノシ瓦積み替え瓦屋根工事。
切り妻屋根の棟瓦のズレが酷かったため、
棟のノシ瓦の積み替え屋根工事に取り掛かりました。
こちらのお宅で比較的新しい瓦屋根だったのですが、
当時の施工が甘かったのか、
雪や風に押され、棟ノシ瓦がずれ、傷みが酷くなっていました。
水垢を見ると、雪や風に押されかなりズレた事が伺えます。
丸瓦をはぐってみると、棟土は抜けてしまい、
ほとんど無くなっていました。
一般的に、外部からは分かりにくい事象ですが、
私達は、のし瓦のズレや、のし瓦角度から事前に
予想を立てる事ができます。
丸瓦解体後、のし瓦の解体
棟瓦を解体後、
バラバラになった棟土を清掃し、
新しく瓦を並べ直します。
この時点で、屋根の下地や、瓦傷みをチェックし、
修理、交換をします。
こちらのお宅では、雪や風の被害や、
地震の揺れにも対応できるように、
棟の内部に鉄筋を入れ、施工しました。
棟の土台にしっくいを施工し、
縦鉄筋を打ち込み後、横鉄筋を入れ、施工します。
棟積み工事。
元通り、三段ののし瓦をみます。
雪や、風、地震に耐える屋根にするため、
丸の内部にはモルタルを入れ、補強します。
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施工完成後
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棟三段積み
丸にはステンレス番線を使用し、
棟内部には鉄筋を入れ補強してあります。
こうやってみると、三段とも均等に積んであり、
白しっくいで補強してる事が良くわかります。
立山町N様邸 棟積み替え屋根工事~防災、しっくい仕上げ~
切妻屋根の棟でしたので、一日で完了しました。