火災保険の施工レポート
施工中
2022.03.07
富山市のお寺さんの瓦の下ろし替え工事。
(屋根の木下地を新しく張り直し、新しい軽量の防災瓦に入れ替えます)
お寺さんの工事をさせて頂くにあたり、まず、足場の工事から入ります。
足場業者さんに、屋根から落下してけがをしないよう、間違って瓦等を落してしまわないよう、屋根の下の方が怪我しないように、安全になるように本堂全体に足場を組んでもらいました。
組んだ足場にネットを張り、落下物が足場の外に出ないよう、しっかりと安全に張っていただきました。
本堂前に、蓮如上人がいらっしゃるので、よりしっかりと張っていただくようにお願いしました。
安全のために組んでいただく足場ですが、作業がしやすくなるように、一部小さな作業床を作る事もお願いし、屋根の瓦工事の作業しやすい環境も作っていただきました。
本堂後ろ側からも安全に作業ができるように、しっかりとした足場と、屋根の瓦工事の作業しやすい大き目の作業床を作っていただきました。
最近登山を始めた私ですが、立山連峰の望める美しい景色の見れられる場所。
この美しい富山の景色の中で、本堂を守り、富山市の景観に溶け込む屋根になるよう、しっかりと施工していきたいと思います。
正興寺(富山市)瓦おろし替え、屋根リフォーム工事の施工例はこちら↓ ↓
正興寺(富山市)瓦おろし替え、屋根リフォーム工事
2017.12.30
棟積み替え工事 富山市水橋O様邸
(火災保険使用)
風による風害で棟が崩れてしまったので
棟瓦の積み直し工事の依頼。
まずは現場調査をします。
かなり風の強い地区のようで、
かなり強い力で押されたように
棟のし瓦がズレてしまっていました。
棟のし瓦が崩壊寸前でした。
これらの現状を、間近で確認し、
保険用に写真を数枚撮り、
見積もりを作ります。
~ 棟積み替え工事 ~
1、棟のし瓦解体後
屋根下地に元々の施工の
不備を発見。
この施工不良は想定外でしたが、
この部分で手を抜くと、
綺麗で強い屋根にならないので、
一つ一つ修正しいきます。
2、屋根の不陸も酷いので、
棟下部分の不陸の修正。
水糸を貼り、屋根下地の
高さの調整をしながら
下地を作っていきます。
3、下地の修正をしながら、
不陸の修正をしていきます。
4、水糸に合わせ、
下地の調整をしていきます。
5、不陸の修正、下地の修理後、
ルーフィングを貼り、
瓦を載せる為の瓦桟とういう
瓦下地を打っていきます。
6、元々の施工で、瓦がきちんと
最後まで納めおさめられて
いなかったので、
写真でわかり辛いですが、
瓦を1列追加しました。
7.棟の土台作り。
シルガードという撥水剤入りの
棟土を使用。この時点で白漆喰を
面戸瓦に塗り上げて行きます。
8、棟のし瓦積み作業。
9、地震や強風で棟のし瓦が
簡単にズレないように
棟内部に防災用に鉄筋を
入れていきます。
10、棟のし瓦を積み上げ、
棟上部に丸瓦を載せ
仕上げていきます。
11、棟内部にも、シルガードを入れ
丸瓦を補強しながらの施工。
12、棟積み作業完了
13、なかなか大変な作業となった
棟積み替え工事でしたが、
一つ一つの問題を解決し、
風害や台風被害、大雪に強い
棟のし瓦を積み上げる事が
できました。
ありがとうございました。