立山町U様邸 瓦おろし替え、屋根リフォーム工事の施工レポート
施工完了
2016.11.03
立山町U様邸 瓦おろし替え
(屋根リフォーム工事)
瓦のおろし替え屋根工事というのは、
傷んだ古瓦を処分し、新瓦を載せる工事。
今回、施主様からの依頼により、
何十年と住宅を守ってきた
古瓦を(富山県立山町新瀬戸産)
軽量化、防災化された瓦(石川県小松産)
に新しく載せ替えます。
① 古瓦の撤去
数十年建物守ってきた古瓦を撤去し、
屋根の清掃をします。
富山の瓦は、1枚1枚の瓦を
銅線で屋根に留めてあるので、
雪や、地震に強く、ズレにくい反面、
瓦の撤去は大変な作業。
瓦を緊結してある銅線を1枚1枚
切断しながら撤去していきます。
屋根の中には、数十年分のゴミが溜まり、
屋根の下地も傷んできている為、
想像以上にゴミが出てきます。
② 清楚後、瓦屋根の下地作り。
穴の開いた部分があれば補修し、
下地作り
③ 下地材貼り
木下地を直し、
流水仕様の下地材を貼ります。
外壁に大きな隙間も見つけますが、
新しく木下地を追加し、施工します。
下地の修正後、下地材を貼り、
風、雨から建物を守ります。
下地材貼り(ノンスリ2)作業風景。
④ 瓦桟打ち。
瓦桟という木の上に瓦を載せ、
釘で留めて瓦を葺くのでとても重要な部分。
この施工後、屋根に瓦を載せます。
富山県立山町 瓦屋根リフォーム
(瓦おろし替え工事)
下地に15×35の瓦桟、
水抜き仕様の下地材を使います。
仕様 : 53判防災和瓦(完全防災施工)
下地材: ノンスリ2使用
色 : 黒瓦
鬼瓦 : 御所鬼(経の巻)(石川県中山製鬼瓦)
2016.11.19
立山町U様邸 瓦おろし替え工事
(屋根リフォーム工事)
瓦のおろし替え屋根工事というのは、
傷んだ古瓦を処分し、新瓦を載せる工事。
今回は、
防災化され、軽量化された瓦を使用。
防災瓦なので、地震や強風で
簡単にズレたり、落ちたりしません。
⑤ 瓦揚げ、平葺き作業
屋根に瓦を揚げ、
1枚1枚の瓦をステンレス製の釘で釘止めし
平葺きという作業で、瓦を並べて行きます。
瓦1枚に対して、釘1本を使いますが、
瓦の種類や、施工する場所により
2本や、3本の釘で留めてゆきます。
雪止めにはコブ型雪止めを使用(駒形雪止め)
加工した瓦もステンレス釘で留めます。
この瓦は袖瓦といって、屋根の端に葺く
瓦なので、2本のステンレス釘で留めます。
加工した瓦もステンレス釘で留めます。
この瓦は平瓦で、屋根の中央部分に葺く
瓦なので、1本のステンレス釘で留めます。
⑥ 平葺き完成
雪止めにはコブ型雪止めを使用(駒形雪止め)
富山県立山町 瓦屋根リフォーム工事
(瓦おろし替え工事)
仕様 : 53判防災和瓦(完全防災施工)
雪止め: コブ型雪止め(駒形雪止め)
下地材: ノンスリ2使用
色 : 黒瓦
2016.11.21
立山町U様邸 瓦おろし替え工事
(屋根リフォーム工事)
瓦のおろし替え屋根工事というのは、
傷んだ古瓦を処分し、新瓦を載せる工事。
⑦ 棟のし瓦積み作業
棟土にシルガードという撥水剤入りの
棟土を使用し、棟の土台に、
面戸と呼ばれる素焼きの半月状の瓦の入れ、
その面戸瓦に、漆喰を塗っていきます。
※素焼きの面戸瓦に漆喰を塗る為、
漆喰が簡単に割れたり剥離したりしません。
地震や、強風大雪から屋根を守る為
棟の内部に鉄筋を入れ補強します。
棟積み
この季節、日が暮れるのが早いため、
すぐに暗くなってしまうので、
ギリギリまで頑張って施工しています。
棟積み完成
⑧ 屋根瓦おろし替え工事完成
鬼瓦に、石川県中山製の鬼瓦を使用
御所鬼瓦(経の巻)
※御所鬼の三本角は、お経を書いた巻物を
表していると言われ、
三つの巻物は、家庭や住宅を守る願いが
込められています。
鬼瓦の足は波が描かれ、
銅の部分には雲が描かれ、
家事や、台風、強風から住宅を守る願いも
込められ、造られています。
当社の施工事例はこちら ↓ ↓
◎ 立山町U様邸 瓦屋根おろし替え工事(屋根リフォーム)~防災施工、黒瓦~ ◎
富山県立山町 瓦屋根リフォーム工事
(瓦おろし替え工事)
仕様 : 53判防災和瓦(完全防災施工)
雪止め: コブ型雪止め(駒形雪止め)
下地材: ノンスリ2使用
色 : 黒瓦
鬼瓦 : 御所鬼(経の巻)(石川県中山製鬼瓦)