富山市N様邸 瓦しめなおし工事(屋根リフォーム)の施工レポート
施工完了
2020.06.09
富山市高屋敷N様邸で、瓦のしめなおし工事
瓦のしめなおし工事というのは既存の瓦を再利用した、屋根瓦のリフォーム工事。
瓦は焼き物なので、数十年風雨に晒されても錆びる事無く、再利用する事ができます。
一度、瓦をまくり、屋根下地(瓦下地)を修理し、数十年住宅を守ってきた既存の瓦を
葺き直す事で、同じ瓦で住宅をまた何十年と守ってくれます。
1、屋根、瓦、雨漏り現場調査
雨漏りがされるというので、屋根、瓦の現場調査
数十年経った屋根の状態は見た目だけではで悪い所が見つかりにくい事があります。
雨漏り箇所を重点的に、瓦と、屋根木下地の状態を調べていきます。
下地に穴の開いた箇所を発見、雨漏りの箇所を特定しました。
屋根全体の点検をしていくと、あちこちに下地に穴の開いた箇所が見られたので、
改めて、雨漏りの修理でなく、屋根全体のリフォームの見積り、提案をさせていただき、お話を進めていきました。
施主様に瓦を再利用して屋根のリフォームをする瓦のしめなおし工事を選んでいただいたので、日程や工事日を決め、工事に取り掛かる順をしていきます。
完成した施工事例はこちら ↓ ↓
仕様 :富山県産49判瓦(既存瓦使用、黒瓦)
雪止め :コブ型雪止め
下地材 :ベニヤ、ゴムアスルーフィング
棟 :4段積み
棟土 :シルガード(防水剤入り棟土)
2020.06.10
2、施主様に瓦を再利用して屋根のリフォームをする瓦のしめなおし工事を選んでいただいたので、日程や工事日を決め、工事に取り掛かります。
屋根に葺かれている富山県産の49判黒瓦を、1枚1枚丁寧にはぐって工事を進めていきます。
瓦をまくって行くと、そうそう以上にあちこちの屋根下地の木部に穴が開いてしまっていました。
傷んだ部分と何十年分の屋根の中のごみを掃除し、屋根ベニヤを貼っていきます。
屋根ベニヤを全体に貼り、この上に防水の為にゴムアスルーフィングという下地材を貼ります。
屋根ベニヤにゴムアスルーフィングという防水の為の下葺き材を貼り、雨に強い屋根に仕上げていきます。
屋根ベニヤにゴムアスルーフィングという防水の為の下葺き材を貼り、雨に強い屋根に仕上げていきます。
完成した施工事例はこちら ↓ ↓
仕様 :富山県産49判瓦(既存瓦使用、黒瓦)
雪止め :コブ型雪止め
下地材 :ゴムアスルーフィング
棟 :4段積み
棟土 :シルガード使用
2020.06.11
3、下地に瓦桟という瓦を縛る木を打ち、瓦割をして瓦を並べて行きます。
下地を作り直し、はぐった瓦を屋根に戻し、一枚一枚丁寧に銅線で縛り、瓦を葺いていきます。
下地を作り直し、はぐった瓦を戻し、一枚一枚丁寧に銅線で縛り、瓦を葺いていきます。
平部に瓦を葺いた後、鬼瓦、巴瓦を設置し、屋根の上部に瓦を積む棟という部分の瓦を並べます。
この部分は棟土を使用しますが、今の棟土は、昔のような粘土でなく、専用に作られてた撥水剤入りの「シルガード」という棟土を使用。
天気が良いと、屋根の上からは立山連峰が一望でき、富山県ならではの、気持ちの良い景色に出会えるのが、楽しみの一つでもあります。
完成した施工事例はこちら ↓ ↓
仕様 :富山県産49判瓦(既存瓦使用、黒瓦)
雪止め :コブ型雪止め
下地材 :ゴムアスルーフィング
棟 :のし瓦4段積み
棟土 :シルガード(防水剤入り棟土)
2020.06.12
4、棟の土台に白漆喰を塗り、のし瓦を積み上げていき、仕上げていきます。
棟部に鬼瓦と巴瓦を設置し、のし瓦を積んでいきます。
棟土に撥水剤入りのシルガード棟土を使用。
棟部に鬼瓦と巴瓦を設置し、のし瓦を積んでいきます。
のし瓦の上に、丸瓦を乗せ、ステンレス製の番線で絞め、仕上げます。
こちらのお宅では、ご自宅の庇のや板金部の塗装のご相談、ご依頼に、お庭の物置の板金修理、塗装、のご相談も受け、対応させていただきました。
お家の事で気になる事等ありましたら、お気軽に声をかけて下さい。
完成施工事例はこちら ↓ ↓
仕様 :富山県産49判瓦(既存瓦使用、黒瓦)
雪止め :コブ型雪止め
下地材 :ゴムアスルーフィング
棟 :のし瓦4段積み
棟土 :シルガード(防水剤入り棟土)