立山町I様邸 新築屋根 瓦工事の施工レポート
施工完了
2009.04.17
友人のI様の自宅新築の瓦屋根工事の依頼をうけ、施工。
職人として気合が入ります。
施主様と相談し、和瓦を使用しますが、スッキリと洋瓦風に見えるよう、
小松製瓦のAPAという軒瓦を選び、棟には3角冠を使用する事にました。
これで、機能、性能の高い、洋瓦風意匠との両立ができます。
まずは下地張り、雨漏りをさせないように水抜き仕様の特殊屋根材を使い、二重張りです。
この日は天気も良く、立山連峰がとても綺麗に見える、とても良い場所でした。
まず、雨の侵入を防ぐ、防水下地材を貼ります
施主様、予算、との相談になりますが、
新築屋根では、下地の二重貼りをお薦めしています。
墨付けと、瓦桟打ち
墨付けという、瓦を並べる基準になる、
寸法どりをします。
その後、瓦桟という、瓦を載せる桟木を打ちます。
こちらでは、
35×15の太めの防腐瓦桟を使用しています。
Ⅰ様邸屋根の上からの立山連峰風景
防災瓦、防災施工をする事により、地震、台風、大雪に強い瓦屋根になります。
2014.07.21
立山町I様邸 新築屋根瓦工事
仕上がりました。
住宅の工事の完成はまだまだ先ですが、
まず、雨の侵入を防ぐ為、瓦の仕上げが先になります。
棟はシンプルな、三角冠工法
内部は、ステンレス製の強力棟金具で支えています。
小松製瓦のAPA軒
従来の和型の瓦に、スッキリとしたデザインを見せてくれます。
防災施工済み
立山町I様邸 新築屋根瓦工事 全体の仕様
平部 J型防災瓦 (雪に強い小松製瓦、防災和瓦、新銀黒瓦)
APA軒瓦
袖瓦、角瓦 (パッキンビス防災補強)
雪止めは輪型で、入れ方は7枚抜き(富山入れ)
(富山によく見られる雪止めの入れ方ですが、
富山入れは勝手に名づけてみました。
各県、地域により雪止めの入れ方、特徴が異なります。)
棟部 三角冠 (ステンレス製の強力棟金具とパッキンビスによる防災補強)