富山市H様邸 瓦しめなおし工事の施工レポート
施工完了
2017.12.29
富山市H様邸で、瓦しめなおし工事
瓦のしめなおし工事というのは、
既存瓦を再利用した、屋根リフォーム工事
瓦は焼き物でできている為、
数十年風雨に晒されても錆びる事もなく、
再利用できます。
そのため、瓦を一度まくり、
屋根下地(瓦下地)を修理し、
数十年住宅を守ってきた既存の瓦を
葺き直す事ができます。
1、屋根に葺かれている富山県産の
49判黒瓦を、1枚1枚丁寧に
はぐっていきます。
2、瓦をまくると傷んだ下地が出てきて、
数十年分のゴミ、埃が溜まっている為
瓦の移動後、屋根の清掃をします。
3、屋根の清掃後、屋根下地を直し、
ゴムアスルーフィングを貼り、
屋根を雨や湿気から守ります。
4、富山県産49判瓦を
銅線で一枚一枚瓦桟に縛り
葺いていきます。
5、11月の末からの工事だった為、
日の暮れるのが早く、灯光器を使用
しての作業となる事もありました。
6、今年は雨の多い年で、
作業中に雨に合う事が多く、
シートをかけながらの作業となる事も
多くありました。
7、平葺き完了後、
棟積み作業となります。
8、富山市のこの現場は、
車通りが多く隣接する住宅も多い為
足場を組み、ネットシートで、
ゴミや道具、瓦等が落ちないよう、
しっかりと足場とネットでくるんで
安全に作業できるようにしました。
9、棟積み完了後、一枚一枚
ステンレス製の番線で棟の丸瓦を
締めて行きます。
~ 施工完了~
富山県産49判黒瓦
(既存瓦再利用、銅線縛り)
棟漆喰仕上げ
富山県産49判黒瓦
(既存瓦再利用、銅線縛り)
棟漆喰仕上げ
富山県産49判黒瓦
(既存瓦再利用、銅線縛り)
棟漆喰仕上げ
数十年このお宅を守ってきた瓦。
またこの先数十年、このお家を
守ってもらえたらと思い、
一枚一枚丁寧に仕上げていきました。
ありがとうございました。